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神様のボート

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神様のボート


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anemone002

   人生 人間 小説 文学 考え方
2010-08-31 05:50:13
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amejistar

  
2010-03-28 15:43:26
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amejistar

  
2010-03-28 15:39:26
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natsukixsuika

   恋愛 成長
2010-03-10 02:42:58
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Amazonのユーザーレビュー

2010-09-06▼透明感のある物語
流れるような、透明感のある文章で、
母娘の平凡な日常を描いているだけなのに、とても美しい物語。
「あのひと」との宝物として大切に育ててきた草子だったが、
いつしか草子にとってはそれが重荷に思えるようになっていく。
草子が自分の世界を求めて自立していってしまうところは
葉子の気持ちも草子の気持ちもわかり、切なくなった。
個人的に、江國香織の中で一番好きな作品。
2010-09-03▼引越しを続ける親子
別れた「あのひと」と再会する日を願って、
引越しを繰り返すピアノ教師の女性とその娘の物語。
高崎。今市。川越。高萩、佐倉、逗子。
しかし、東京に行ってはいけない。

頻繁に切り替わる母と娘の一人称によって進む。
これによってナレーションが不要となると同時に、
少しずつ成長する娘と変わらぬ母の、
心情と距離感が細やかに読み取れるようになっている。

淡々と話は進む。
後半になるまで大きな嵐はない。
小さなエピソードや過去の思い出を交えながら、
月日は静かに流れてゆく。

あまりにありえない前提の話なので、
実はなかなかなじめなかった。
しかし、作品の良し悪しは読んでいる最中よりも読み終わってから残るものの質によって決まるものだとするならば、この小説は傑作といってよい。
扉を閉じながら、何ともいえない読後感に包まれた。
2010-02-18▼少女マンガに落ちていかない文学性
何も少女マンガを貶めているのではない。
少女マンガには小説など足下にも及ばない
文学性の高いものがあるし、
文学性の高いものが偉いわけでもない。

ところで、この「神様のボート」は、
著者独特の感性で作りあげられており、
文学と少女マンガの真ん中に見事に存在することを
許された作品なのである
2009-10-31▼約束が叶えられる瞬間
深夜、疎遠にしていた友人達から
ハイテンションな電話があった。

1人は、共通の先輩とお酒を呑んでいて、俺のコトが話題に上ったようで。
もう1人は、昔一緒に遊んでいた場所から、懐かしさのあまり電話があった。

(酔ってたのかな? まぁ、いいか・・・
自分も酔うと、ごくたま〜に友達へ電話しちゃったりするもんね)

こうやって連絡があると、凄く嬉しい。

でも、直後、寂しさに襲われたりもする。

それは、「近々、会おうよ〜」
といった約束が、叶えられないこと。

(今回は、後者がヒドかった。
 翌日会う約束をしたのに、こちらから連絡しても梨のつぶて)

他の人との口約束に関しても、フト思う。
学生の頃までは、こんなコト無かったハズなのに・・・

いつからだろう?

社会人になった頃か?

* 「今度、一緒に呑みましょうよ〜」
* 「絶対、打ち上げやりますから!」
* 「必ず、メールします!」

義理で言ってくれている場合もあるだろうし、
当人のテンションが上がっていて、その時は本気で言ってる場合もある。
最初から、こういう性格だ、って人もいる。

でも・・・

実現できないなら、言わなきゃいいのに。
そして、約束が反故にされると、毎度のことながら悲しくなる。

何回、小さく裏切られてきたのだろう、
どれほど、小刻みにすっぽかしてきたのだろう。

すべての口約束を、社交辞令として捉えられるほど強くもなく、
凹んで、人間不信になるほど、弱くもない。

そして、いつも思い出す。 『神様のボート』のことを。

「あなたとかわす約束は、
それが口に出された瞬間にもう叶えられている」
_____________________________________________________________

江國香織さんが描く、女心の描写が好きで、
例えば『間宮兄弟』の第一印象を、女性ならではの現実的視線で
捉えているところとか。 (ナイーブな男性が読むと、女性に幻滅する程に正直)

『神様のボート』に出てくる葉子の場合は真逆で。
男性から観て、女性がこうだったらイイな、と表現されているように感じる。

(女って、夢見がちを熱望したり、装っておきつつも、
かなりのリアリストだよね?)

と同時に、読み手が男性なら、自分が過去に囚われやすい、
おセンチな生き物だと知りつつ、自身を投影することも可能なのだ。
2009-08-17▼せつなさがつのります
めったに二度読みをしない私がまた読みたくなってしまった。友達に面白いからと言ってあげてしまった。

この小説は淡々とした江國さん独特の雰囲気でつづられているが、暖かな日だまりのなかにいる感じがするのは気のせいだろうか。
しかし、暖かだからといって決して笑顔が耐えないような感じではない。母が織り成すやさしさはせつなく、どこかここちよい。

もういちど買って読もうかなと最近なやんでいる。

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