▪ 香山 リカ
▪ 幻冬舎
▪ 新書 (ASIN: 4344981324)
▪ カテゴリー: 人文・思想
▪ 発売日: 2009-07
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“いまや”ふつうの生活””ふつうの幸せ”が手の届かない最高の贅沢となっている人たちが増えつつある。 (P25)”

“本当は私たちは、「死は怖い」と死そのものを蓋然的にとらえて恐れることができるほどのすぐれた感覚を、持っていないはずなのである。 (P100)”

“敗者を断罪してかりそめの安堵を得る人たち (P81)”

“謙虚さが無ければ本当の賢さはない (P50)”

“実るほど頭を垂れる稲穂かな (P50)”

“目の前の相手が異物かどうか、白か黒かを瞬間的に判断しなければ、自分自身が危険にさらされたり、競争に負けたりするかもしれない、という危機感が、一見、”長い目”でものごとを見ているかのような態度を取らせているだけなのである。 (P80)”

“ふつうにがんばって、しがみつかずにこだわらずに自分のペースで生きていけば、誰でもそれなりに幸せを感じながら人生を送れる。それで十分、というよりそれ以外の何が必要であろうか。”